コンプレッサーの設定方法

ProChannel-Expanded.png

書くこともないので、少しづつミックスについて僕なりの方法を解説しようと思う。
まずは第1回ということで、一番の鬼門とも言えるコンプレッサーを。

まず各パラメーターについて
Threshold:コンプが掛かり始める音量(これを超えた音量に対してコンプが掛かります)
Attack:Thresholdを上回る音量を検知してから、コンプが掛かり始まるまでの時間
Release:Thresholdを音量が下回ってから、コンプが解除されるまでの時間
Ratio:圧縮する比率
Knee:Ratioで設定した圧縮率までに要する時間(コンプの掛かり角度)
Output:出力レベル

コンプによってはThresholdがなくてInputの場合がありますね。
SONARのProChannelに搭載されているコンプもそうです。
この場合は、Inputを操作して掛かり始めの音量を調節します。

上記の設定を見ても分かるとおり、コンプはThresholdを超えた音だけを圧縮するわけではありません。

Thresholdを超えてもAttackタイムにならないと完全に圧縮されないし、
Thresholdを下回ってもReleaseタイムにならないと完全に圧縮が解除されません。

設定でそのようにすることも可能ですが、それはもはやLimiterになっちゃいます。
(LimiterもMaximizerもコンプですが)

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それでは設定方法の解説に移りましょう。

あるあるなのが、教則本の付属CDを聴いても違いが分からないってパターン。僕もそうですw
そこで以下の手順で設定すると初心者でも分かりやすいと思います。

まず設定前にAttack、Releaseとも最小にRadioは8:1くらいに設定します。
これにより音が最初から最後まで圧縮され、余韻もかなり大きくなるのでパツパツのコンプサウンドになり
誰でも分かると思います。ここから調整です。

1.リダクションメータを見ながら、Threshold(Input)を決める
⇒ガッツリかけたいなら8db以上。4dbでも十分に圧縮されてます。

2.Attackを徐々に上げていく
⇒最小だと全て圧縮されて平坦な音になるので、音頭は圧縮されないようにAttackを遅くして
 アタック感が残るくらいにすればよい。
 この時、Releaseが大きすぎて常にコンプが掛かりっぱなしで分かりにくい場合があるので
 その場合はReleaseを下げましょう。

3.Releaseを徐々に上げていく
⇒余韻が自然な感じなるように設定。
 スネアとかだと「パァァァァン」の「ァァァン」の聴こえ方で判断。

4.Ratioを上げたり下げたりして、好みに調整
⇒通常は2:1~8:1の間でよい。8:1もあんまり使わないと思います。

5.Outputで音量を調整


以上の方法で初心者でも教則本やネットの値をまるごとコピーから脱却できると思います。
変化が分かりにくい場合は、コンプON・OFFを何度も繰り返して聞き比べましょう。

陥りやすいのが、常にコンプが掛かった海苔波形になってしまい、音圧は上がっているはずだが
アタックがなくなり、全体で混ぜると埋もれちゃうパターン。アタックは残した方がいいです。

またOutputを上げすぎて、音量を上げてるだけなのに音圧が上がったと勘違いするパターン。
コンプ前後でレベルは変わらないけど、聞こえが良くなったり、音圧が上がるところを目指しましょう。

次回は未定ですが、気が向いたらEQやリバーブ編も書きます。
それでは



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